主催:北海道教育大学札幌校 図画工作・美術教育分野 研究室所属学生
日時:7月11日(月)~17日(日) ※7月12日(火)は休館日
12:30~17:00 (最終日のみ14時まで)
会場:①北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化複合施設(HUG)
②オンライン(当サイト)
入場料:無料
図画工作・美術教育分野、通称『ずがび』は、"図画工作を専門とする小学校の教員"、及び"中学校美術科の教員"を養成する4年間のカリキュラムです。現在1〜4年の個性豊かな学生たちが、3人の先生方のご指導の下、日々研究と研鑽に励んでいます。一学年10名という少人数編成によって、濃密な学びが実現されるのです。
『ずがび』では、絵画・彫刻・デザイン・工芸、及び美術理論・美術史の実践領域を学びながら、それぞれの領域と美術教育理論との関連を追求します。その過程において、学生は各々の得意分野で自分なりの問いを見出し、ゼミや卒業研究に繋がる自分のテーマを探求し続けます。
図画工作・美術を通して、子どもたちに伝えられることは何か。子どもたちの喜びや、豊かな心を大切にできる教員になるために、自分達はどうすればいいのか。日々自問自答の中、学生達は必死に各々の研究活動に取り組んでいます。
また、公募展に参加したり、自分達で展覧会を主催したりと、日々の研究の成果を発揮する機会も多くあります。何よりも、学生自身が美術に全身全霊で打ち込み、自分なりの表現を追い求めていくことが大切なのです。
美しいものをよいと感じること。よいと感じるものを自ら欲し、求めること。それらは人生を豊かにするために必要な力です。すべての子どもたちにその手立てを授けることが、図画工作・美術を専門とする教員の責務の一つです。
私たちと一緒に、心豊かな子どもたちを支える図画工作・美術の教員を目指しませんか?
志あるみなさんを、一同心よりお待ちしております!
文月展は、我々【ずがび】3.4年生による夏の展覧会です。
2018年7月、北海道教育大学 図画工作・美術教育分野初の四年生によって、第一回文月展が開催されました。
北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設「HUG」を会場とし、「自分たちの作品、研究成果を発信したい!」という思いから代々受け継がれています。
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、会場での展示を断念せざるを得ない状況となりましたが、初めてのオンライン開催に挑戦し、諦めずに展示を続けてきました。
昨年度からは、感染症対策に十分留意した上で、会場とオンラインでの同時開催を行なっています。
そして今年度は、大学での制作が可能となり、一昨年、昨年よりも作品数が増え、大きい作品も制作できるようになりました。この2年間待ち望んでいた、大学で直接先生方からのご指導を受けたり、仲間と交流することのできる喜びを感じながら制作をしてきました。
学生一同、力を合わせて作り上げた文月展を是非ごゆっくりご覧ください!