彫刻


4年生


(W)600*(D)600*(H)200

『廻』

私は今までの大学での制作の中で、「のこされたもの」というテーマで、周りの流れから離脱した存在を彫刻作品での自己表現をしてきました。

しかし、教育実習や、後輩と関わっていく中で段々と停滞した私で居続けることに対して疑問を覚えるようになりました。

 

とある本から、外部から壊されないように先回りして破壊・生成を繰り返すことで個体として存在し続けていることを知り、ベルクソンの弧の特徴である「廻る」という文字の形から作品にすることで今までの停滞した私を破壊し、新たな自己になることを表現しています。

丹野 彩花

TANNO Ayaka


(W)500*(D)400*(H)1650

『舞昇』

本作は生き物が肉体的な死を迎えた後どうなるのかをイメージして制作した作品です。手の上蛾を魂、女性をその魂の行き着く場所の象徴としています。魂の象徴である蛾はオオミズアオという種の蛾です。神秘的な雰囲気が出せるように工夫した点がたくさんあるので、じっくりとみていただけるとうれしいです。

渋谷 希李

SHIBUTANI Kiri


(W)800*(D)800*(H)1800

『私が、私で』

私は、揺るがぬ自分を持つ人間の美しさを作品として表現することを目的として制作を行っています。今作では、私の目標となる友人の持つ強さ、人間の素晴らしさを、表情と仕草で表現しました。腕や胴の筋肉の流れ、力強い視線に注目してご覧いただければ幸いです。

西條 拓海

SAIJO Takumi


3年生


(w)400*(D)1000*(H)300

『拠りどころ』

この作品は、私が何かを拠りどころとして心を穏やかにさせる様子を、大切な私の愛犬に投影した作品です。タイトルにもある通り何かを拠りどころとすべく視線は斜め上にいる人(私)へ向いていますが、そのポーズは少し崩れており緊張感は感じさせません。骨格や筋肉の付き方を意識し、動物らしい柔らかな毛並みを表現した作品となっています。

八巻 伶

YAMAKI Rei


(w)450*(D)450*(H)1000

『きっかけ』

煙が立ち上がる様子を元に、温かみのある作品を目指しました。あなたにとって大切な昔の思い出……その音や色や匂いや、日差しを少しでも思い出せるように。全てを思い出せずとも、迷ってもその欠片を見失わないように。

 

私の愛が伝わりますように。

岡田 亜珠

OKADA Azu


(w)300*(D)400*(H)540

『無垢』

私は自然の美しさをテーマに木彫作品を作りました。その背景としては、大学に入り行動範囲が広がったことで自然に触れ合うことが多くなったことが関係しています。その中で自然が生み出す形や動きに魅力を感じ、なぜ惹かれるのかを考えたところ、その様が無垢であるように感じ、また自由であるからだと思いました。今回の作品では特にその形の中でも綺麗に感じた『渦』を軸に形を作りました。木から感じられる純粋さや動きの流れを楽しんでいただきたいです。

金田 直也

KANEDA Naoya